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今季で退任 西武・辻発彦前監督愛弟子・源田からの花束に「涙出る」 松井稼頭央新監督には「思う存分暴れてもらいたい」

2022年11月23日 16:32
今季で退任 西武・辻発彦前監督愛弟子・源田からの花束に「涙出る」 松井稼頭央新監督には「思う存分暴れてもらいたい」
今季限りで退任した西武・辻発彦前監督
◇LIONS THANKS FESTA 2022(23日、ベルーナドーム)

2017年から6シーズン西武の監督を務め、2018年・2019年にはリーグ連覇を達成し、今季限りで退任した辻発彦前監督が23日、西武のファンイベント「LIONS THANKS FESTA 2022」に登場しました。

トークイベントで「思えばあっという間の6年間でしたけど、その中にはたくさんの思い出、楽しい思いも苦しい思いもしましたけど、本当に中身の濃い6年間でした」と6年間を総括しました。

球団として59年ぶりに13連勝を成し遂げ、4年ぶりのAクラス(2位)に返り咲いた監督初年度の2017年については「3年間Bクラスに沈んでいるということで、このチームがどうやったら、後々常勝チームになっていくのか、どういう風にやっていこうか、それだけだった」と振り返ると「投手力を含めたセンターラインが大事になってくる。ただライオンズは(以前は)失策があまりにも多くて、ここを埋めないことには試合にならない。二遊間というのは一番ボールを扱うポジションで、そこに源田壮亮が同じ年に入団してハマったのが一番大きかった」と監督就任と同じ年にドラフトで西武に入団し、6年間の監督時代を支えた源田壮亮内野手について話しました。

来季から西武の指揮を執る松井稼頭央監督には「楽しみ。選手としてもライオンズにまた戻ってきてくれて、本当に兄貴的存在。よく選手の話を聞いてくれていたと思います。それが2軍監督から1軍のヘッドコーチ、1軍の監督が来年始まります。松井稼頭央は松井稼頭央でしかないので、自分らしく思うようにやれば良いと思う。思う存分暴れてもらいたい」と激励しました。

トークイベントの最後に愛弟子・源田選手が花束を贈呈するために登場すると「なんか涙出る」とうれしそうに花束を受け取りました。