×

【DeNA】中川颯は950万アップの1600万でサイン「横浜のために腕を振っていきたい」 小さい頃に見た“ハマスタ”の変化とは

2024年12月6日 17:00
【DeNA】中川颯は950万アップの1600万でサイン「横浜のために腕を振っていきたい」 小さい頃に見た“ハマスタ”の変化とは
契約更改後に会見に臨んだ中川颯投手
DeNA中川颯投手は6日に契約更改交渉を行い、950万円アップの推定1600万円でサインしました。

昇給を受けて使い道を聞かれると、会見で着用しているスーツが成人式の際につくったものであることを明かし「新しいスーツを作りたいです。もうパツパツで」と笑いを誘いました。

中川投手は昨季オリックスを退団し、支配下契約でDeNAに移籍。今季は29試合に登板し、3勝をあげ、5ホールド・1セーブを記録し、防御率4.42をマークしました。さらに初出場となったCSや日本シリーズでも好投を披露。打撃でも活躍を見せ、本拠地・横浜スタジアムでは本塁打を放ちました。

大躍進を遂げた1年を終えて中川投手は「前半は先発をやらせてもらってなかなか思うような結果が出なかったんですけど。途中ケガで離脱して、後半リリーフに移ってからいろんな場面で投げさせていただいて、その結果日本一になれて少しは(チームに)貢献できたのかな」とコメント。「プロに入って3年間は、1軍のマウンドで1試合しか投げられてなかったんで、1軍のお客さんがいっぱい入った球場で投げられるありがたみ。すごい幸せなこと、今シーズンは全試合そう思ってマウンドにあがりました」と振り返りました。

手応えを感じた登板については「火消しの場面で登板することが多かった」と振り返り、「試合の流れを左右するすごく重要なポジション。そこを今年たくさん経験できたのは来年にもつながりますし、それ以外にもロングリリーフとか満遍なく経験できた。来年だけではなく今後に向けてもつながると思う」と語りました。

先発・リリーフなど起用への要望は「僕としてはどんな場面でも投げるつもりですし、去年拾ってもらったことを忘れないで、しっかり横浜のために腕を振っていきたい。どんな場面でもチームのために、初心を忘れず感謝の気持ちを持って」と思いを語ります。

さらに横浜スタジアムで放ったホームランについては「本当に小さい頃から夢に見てた場所で打てて、すごく感慨深い」とし、この球場でプレーすることに関して「小さい頃に見に来ていた時はお客さんも少なかったので、今は見違えるような光景。こういうところでプレーできて幸せ」と語りました。

来季に向けては「圧倒的な。マウンド上がったときに安心感を与えられるような投手になりたい」と語った中川投手。12月には数日間のみですが、巨人・高橋礼投手と西武・與座海人投手との“アンダースロー会”でともに自主トレを行うことも明かしました。
最終更新日:2024年12月6日 17:19
24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中