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「すごく悩んだ」上沢直之レイズとのマイナー契約の決断理由語る 同期の松本剛のサプライズに「えっ!?」

2024年1月20日 9:00
「すごく悩んだ」上沢直之レイズとのマイナー契約の決断理由語る 同期の松本剛のサプライズに「えっ!?」
左から日本ハム栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー、上沢直之投手、松本剛選手(写真:時事)
日本ハムの本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOで19日、上沢直之投手が日本ハムからポスティングシステムを利用して大リーグのレイズとマイナー契約を結んだ理由を語りました。

上沢選手は2011年ドラフト6位で専大松戸高から日本ハムに入団。2014年に1軍デビューすると、2018年と2021年に2桁勝利を達成。昨季は24試合で9勝9敗、防御率2.96を記録しました。

他球団からメジャー契約の打診がある中でレイズとマイナー契約を結んだ決め手について「他にも評価してくれる球団もあったので迷ったが、レベルアップしていくことを考えたときにレイズを選んだ。球団全体にピッチャーへ対するプライド、そこ(投手陣)で勝つんだという強い思いを感じた」と説明。

「迷いは正直ありました。すごく評価してくださったチームは他にもありました」と決断までの心境を明かし、「自分がしっかり今年メジャーリーグの舞台でレベルアップした姿で投げることを考えたときに、どっちが良いのか考えた結果、レイズという決断に至りました」としました。

この決断に新庄剛志監督からは「マイナーでの生活はとても過酷」と伝えられたと話し、「僕も正直、ファイターズで投げるのが好きですし、すごく悩んだ」と日本ハムへの思いをこぼします。「もっと新庄さんの力になりたかったのが正直な思いで、あまり力になれずすみませんでしたと言ったら『これから思い切ってやってこい』と言ってもらえて、すごく感謝してます」とやりとりを明かしました。

会見には上沢選手がルーキーだった12年から21年まで監督を務めたの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーも出席。「いろんな生き方がありますけど、男の生きざまとしてはカッコいい、という言い方が合っているか分からないけど、見せてくれた。一野球人として尊敬している」とコメントを残しました。

また、会見後には同期入団の松本剛選手がサプライズで登場。松本選手は沖縄で自主トレ中だったことから、「えっ!?」と上沢投手も驚きを隠せず。松本選手は「来たよ。来ちゃったよ」と笑顔で花束を贈りました。
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