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【競泳】松本信歩が「順調な強化を示せた」自己ベストで東京金・大橋悠依と“同着V” 200m個人メドレー

2024年2月19日 7:29
【競泳】松本信歩が「順調な強化を示せた」自己ベストで東京金・大橋悠依と“同着V” 200m個人メドレー
優勝した松本信歩選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)※今年1月撮影
競泳・第39回コナミオープン水泳競技大会 女子200m個人メドレー決勝(18日、東京アクアティクスセンター)

女子200m個人メドレーの決勝が18日に行われ、東京五輪金メダルの大橋悠依選手と早稲田大3年の松本信歩選手が2分10秒07の同タイムで優勝を飾りました。

前半をトップで折り返した大橋選手は、150mの地点で松本選手に0秒04差をつけて最後の自由形へ。一方、隣のレーンを泳いでいた松本選手はラスト50mで大橋選手とのわずかな差を追いつき、自己ベストでの同着優勝につなげました。

レース後に「順調な強化ができていることを示せたかなと思います」と振り返った松本選手。

1月に行われた『KOSUKE KITAJIMA CUP 2024』では同種目において優位にレースを進めたものの、1番手で迎えたラスト50mで大橋選手に逆転を許し2位でフィニッシュ。

最後まで粘りを見せた今回のレースについて、松本選手は「そこはかなり意識して練習していて、少しずつ改善が見えてきたかなと思います」と手応えを語ります。

パリ五輪の派遣標準記録が2分10秒70に設定され、今回優勝した松本選手と大橋選手、そして0秒04差で3位に入った成田実生選手のデッドヒートが予想されている女子200m個人メドレー。

出場権をかけた3月17日開幕のパリ五輪代表選考会に向けて、松本選手は「まずは代表権を得ることを一番に考えていて、200mの個人メドレーが一番近いと思っている。とにかく200m個人メドレーで代表権を得るために、ここ1か月やっていきたいと思います」と真剣なまなざしで語りました。