◇NBAファイナル2024　第5戦　セルティックス 106-88 マーベリックス(日本時間18日、TDガーデン)

セルティックスがマーベリックスを破り、通算成績4勝1敗とし16年ぶりにNBAの頂点に立ちました。

レギュラーシーズンを64勝18敗、勝率.780と圧倒的な強さで東地区1位となりプレーオフに進出したセルティックスは、初戦でヒートに4勝1敗で勝利すると、キャバリアーズにも4勝1敗で勝利し、地区決勝戦に進出します。その決勝では、地区6位から勝ち上がってきたペイサーズに4連勝しファイナルまで勝ち進みました。

ファイナルでは、ルカ・ドンチッチ選手とカイリー・アービング選手擁するマーベリックスと対戦。初戦をホームで107対89で勝利すると、第2戦も105対98で勝ち2連勝を飾りました。

第3戦は決戦の舞台をマーベリックスのホームに移し行われましたが、セルティックスの勢いは止まらず106対99で勝利。ファイナル制覇に王手をかけます。第4戦は序盤からリードを許す展開となったセルティックス、ドンチッチ選手にも29得点を許し122対84で敗れました。

そして迎えた第5戦。第1クオーター(以下、Q)、ジェイソン・テイタム選手からのアシストでドリュー・ホリデー選手がシュートを決めセルティックスが先制すると、テイタム選手が4得点4アシストとチームをけん引。10点リードして第1Qを終えます。

第2Qもジェイレン・ブラウン選手やテイタム選手などが3ポイントシュートを決めるとペイトン・プリチャード選手がブザービーターを入れ、67対46と21点にリードを広げ試合を折り返します。

第3Q、第4Qと点差は縮められましたが、テイタム選手が31得点、11アシスト、8リバウンドと“ダブルダブル”の活躍をみせるなど、106対88でマーベリックスに勝ったセルティックス。プレーオフでも16勝3敗、勝率.842と圧倒的な強さを見せ2008年以来16季ぶり18度目の頂点に輝きました。

また、これまでレイカーズと優勝回数「17」で並んでいましたが、18回目の優勝を飾り、単独首位に立ちました。