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富永啓生「パリで活躍してもっとオファーを」パリ五輪とNBA入りの両立目指す 合計10チームからワークアウトのオファーも

2024年6月7日 16:16
富永啓生「パリで活躍してもっとオファーを」パリ五輪とNBA入りの両立目指す 合計10チームからワークアウトのオファーも
会見にのぞんだ富永啓生選手
バスケットボール日本代表の富永啓生選手が6日、活動拠点であるアメリカから帰国し、会見を行いました。

富永選手は愛知県の桜丘高校を卒業後、2019年にNBA入りを目指してアメリカに渡米。今年3月にネブラスカ大学を卒業し、パリ五輪に出場する日本代表に合流するため帰国しました。

まず会見冒頭に今後の目標について聞かれた富永選手は「NBA選手になることを1番の目標にしているのでそこをぶらさずやってる最中。今年はパリオリンピックもあるので100パーセントの力を両方だせたらいい」と話しました。

NBA入りがかかるNBAドラフトは今月末に開催。富永選手はNBA入りを目指し、キングス、クリッパーズ、ブルズの計3チームのワークアウトに招待され参加しました。

ワークアウトを振り返ると「ストロングポイントは出せた。ワークアウトの手応えはある」と話しました。

この3チームには富永選手にゆかりのあるチームがあります。まずはロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズです。富永選手と同じネブラスカ大学OBのティロン・ルーがHCを務めています。また、キングスは富永選手の武器でもある3ポイントに力を入れているチームで、今季のレギュラーシーズン3ポイント成功本数は、全30チーム中3位でした。

富永選手は「キングスのプレースタイルは(日本)代表にも近くて合うんじゃないかな」とコメントを残しています。

一方で「ドラフトは、今現在ではちょっと難しいかなってところはある」と口にした富永選手。それでも参加した3チームに加え、7チームほどのチームからワークアウトのオファーがあったことも明かしています。

今後は日本代表に合流し、パリ五輪の舞台にむかいます。富永選手は「パリオリンピックで日本の歴史をまた作っていきたい」と話すと、目標であるNBAについては「パリで活躍してもっともっとチームからオファーをいただけたら」とも話し、パリ五輪とその先にあるNBAを見据えました。
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