◇プロ野球パ・リーグ ロッテーソフトバンク（24日、ZOZOマリンスタジアム）

試合前に先発予定だった佐々木朗希投手が発熱で登録抹消。さらに主力選手が相次いで離脱している4連敗中のロッテが苦しい状況となっています。

今季リリーフで34試合に登板していた横山陸人投手が急きょプロ初先発となりましたが、ソフトバンク先頭打者の周東佑京選手にヒットを許すとピンチを招く展開。制球にも苦しみ、3番柳田悠岐選手、6番今宮健太選手、8番三森大貴選手にタイムリーを浴び4失点。さらに9番甲斐拓也選手の当たりをサードのブロッソー選手が悪送球。初回に5失点と大きなビハインドを背負います。

2回には2番手で鈴木昭汰投手が登板しますが、ヒットと四球で1アウト1、2塁のピンチ。5番中村晃選手をショートゴロに打ち取りますが、今度はセカンド中村奨吾選手の悪送球。ダブルプレーは成立せず、2塁ランナーが一気にホームイン。2つの悪送球が共に失点に結びついてしまいました。

打線が2点を返すものの、ロッテは2回を終え2－6。1ゲーム差でCSを争う2位3位の直接対決で、4点差を追いかける苦しい展開を強いられています。