去年サッカーのカタールW杯で活躍した日本代表DF吉田麻也選手(34)、板倉滉選手(25)。ドイツでプレーする2選手の元へ、昨季限りで現役を引退した元日本代表の槙野智章さん(35)が取材。その様子が21日の日本テレビ「Going！Sports＆News」で放送されました。

日本代表史上初の2大会連続ベスト16入りに導いた指揮官の森保一監督。日本代表監督の続投が発表され、吉田選手と板倉選手はその手腕と人間性について口にしました。

槙野「滉はどう？森保さんとまた一緒にやるっていうこと考えた時に」

板倉「うれしいですよ、だって僕オリンピックのアンダー21の立ち上げの時から森保さん。初めて代表に呼んでもらったのも森保さんというのもあるし」

槙野「麻也はどう？オレらは昔から森保さん知っているけど」

吉田「この4年間で結果を出した。そこから今まで4年間以上やったことないというまた次の新たなチャレンジするという、森保さんはどんどん誰もやってないことに塗り替えていって、まず単純にそのすごさを感じる。どうなるんだろうね。わからない俺も初めてのことだから」

槙野「滉から見る森保さんのすごかったところってどういうところ？」

板倉「普段の練習とかもそうですけど、メンバーを代えるところ、 代えるタイミング。本当に森保さんは、選手を信用してくれているんだって伝わるから。それはやっぱり選手はやろうってなります。僕もずっと最初は出られていなかったので、そういう時もすごくコミュニケーションをとってくれて、また所属チームに帰ってから頑張ろうという気にしてもらっていたし、もう本当に優しくて人思いというのは感じましたね」

吉田「(チームを)監督とすり合わせて作っていく感じ。ヨーロッパの監督だと『こうだ、これやれ。いやそうじゃない。じゃあお前はいらない』森保さんは『そうじゃなくてこうでいこうか。こういうこともオプションとして、そうだな。そうしよう』と作り上げていってやる感じ。そこはヨーロッパの監督と全く違うところ。だって、森保さんってさ、実はめちゃくちゃ頑固じゃん。でもそれをちゃんとすり合わせてくれる。そこがすごい良かったかなと思う」

森保監督に絶大な信頼を寄せる吉田選手と板倉選手。日本代表の次のワールドカップを目指す4年間が始まります。