◇MLB ニューヨーク・メッツ5―1マイアミ・マーリンズ（日本時間3日、ローンデポ・パーク）

メッツの千賀滉大投手が日本時間3日、マーリンズとの開幕シリーズに先発登板。メジャーデビュー戦で6回途中1失点の好投を見せ、初勝利を飾りました。

千賀投手は2点の援護を受けて迎えた初回、連続ヒットで1点を失うと、さらに連続フォアボールで0アウト満塁のピンチを背負います。それでも、5番ユリエスキ・グリエル選手、6番ヘスス・サンチェス選手から、千賀投手の代名詞“お化けフォーク”で連続の空振り三振を奪うなど、最少失点で切り抜けます。

初回こそ苦しい立ち上がりとなった千賀投手でしたが、その後は追加点を許さない安定の投球を披露。3点リードの6回途中にマウンドを降りますが、デビュー戦を5回1/3、88球を投げ、3安打、8奪三振、1失点に抑えました。

降板時には、球場のメッツファンからスタンディングオベーションで迎えられた千賀投手。チームも5対1で勝利したために、メジャー初登板で初勝利を挙げました。

デビュー戦で好投を見せた千賀投手に、SNS上では「デビュー戦に見えません」「お化けフォークの被害者が増えてる」「無双の予感」などファンから期待の声が上がっています。