◇プロ野球パ・リーグ 楽天-オリックス(24日、楽天生命パーク)

オリックス･吉田正尚選手が6打点の固め打ちを見せました。

パ・リーグの打点ランキングでは、試合前時点で85打点の西武･山川穂高選手、84打点の楽天･浅村栄斗選手に次ぐ81打点で3位につけていた吉田選手。

この日の楽天戦では第1打席に先制タイムリーを放ち、まずは82打点とします。

5回の第3打席では、楽天･浅村栄斗選手の目の前で第21号2ランを放ち、この試合3打点目を挙げ、84打点で浅村選手と並びます。

しかし、吉田選手の活躍はこれで止まらず。8回に迎えた第5打席は満塁のチャンスで打席が回ってきます。ここでも吉田選手は楽天･西垣雅矢投手からセンターへ大きな打球をはじき返します。これを楽天のセンター･辰己涼介選手が一度は捕球したように見えましたが、フェンスに激突してグラブからボールがこぼれ落ちます。

これでランナー3人が生還。吉田選手の走者一掃タイムリー2ベースでオリックスが3点を追加し9-0とします。吉田選手はここで代走を送られましたが、この試合は驚異の6打点。

シーズン87打点で、この日ナイターで試合のある西武･山川選手を一気に抜き、暫定で打点ランキングトップに躍り出ました。