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ソフトバンク・明石健志 涙の引退セレモニーは“バク宙”&背番号8と同じ8回の胴上げ

2022年9月24日 19:07
ソフトバンク・明石健志 涙の引退セレモニーは“バク宙”&背番号8と同じ8回の胴上げ
引退セレモニーを行ったソフトバンク・明石健志選手(写真は5月31日のもの)
プロ野球パ・リーグ ソフトバンク6-0ロッテ(24日、PayPayドーム)

プロ野球・ソフトバンクは24日、今季限りで現役引退を発表している明石健志選手の引退セレモニーを行いました。

明石選手は1986年生まれの36歳。2004年、ソフトバンクの前身であるダイエーにドラフト4位で入団。内外野を守れるバイプレーヤーとして活躍しました。また、ダイエーのユニホームに袖を通した経験がある唯一の現役野手でした。

明石選手はセレモニーのスピーチで「18歳からプロの世界に入って、初めてプロ野球選手を見たときは本当にプロでやっていけるのかなと思いました。でもよい指導者に恵まれ素晴らしい先輩、後輩、同級生に恵まれてここまでやってくることができました」と感謝の気持ちを述べました。

その後も周囲への感謝を伝えようとしますが、上手く言葉にできない明石選手へ場内のファンから「かっこいいよ!」と声援が飛びます。その言葉をきっかけに、涙が止まらなくなると、場内からは温かい拍手が。

「言いたいことが全然言えなくて・・・緊迫した優勝争いの中で、後輩達が楽しそうに結果を出して本当に誇らしく思いましたし、こみ上げてくるものがすごくありました。(セレモニーを)本当にめちゃくちゃにしてすみません、19年間幸せなプロ野球人生でした。ありがとうございました」

最後はダイヤモンドを駆け足で一周すると、2019年4月25日オリックス戦・延長10回にサヨナラ3ランホームランを打った際のホームインパフォーマンス、バク宙を再現し見事成功。

その後、背番号「8」にかけ、チームメイトから8回胴上げを受け、笑顔でグラウンドを後にしました。
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