×

涙のラストヒット 現役引退のソフトバンク・明石健志 最終打席は投手強襲の内野安打 ベンチでは牧原大成も涙

2022年9月24日 16:48
涙のラストヒット 現役引退のソフトバンク・明石健志 最終打席は投手強襲の内野安打 ベンチでは牧原大成も涙
ソフトバンク・明石健志選手(写真は5月31日のもの)
プロ野球パ・リーグ ソフトバンク-ロッテ(24日、PayPayドーム)

今季限りでの現役引退を表明しているソフトバンク・明石健志選手が、現役最終打席でヒットを放ちました。

試合前、引退選手特例で出場選手登録された明石選手。ベンチスタートとなりましたが、出番6点リードの7回でした。

会場中からの大きな拍手に迎えられ打席に入ると、追い込まれてからの3球目。ストレートを振り抜くと鋭い打球が投手の足に当たり1塁方向へ。ファーストの井上晴哉選手が捕球し1塁へスライディングしますが、明石選手の足が勝り内野安打に。現役最終打席で通算648本目のヒットを放ちました。

万雷の拍手の中、1塁上でヘルメットを取りお辞儀をする明石選手の目には涙があふれ、代走が送られベンチへと戻るとチームメートとグータッチ。涙をこらえられずにいた牧原大成選手とは抱擁する場面も見られました。

試合後には明石選手の引退セレモニーも予定されています。

◇明石選手 通算成績

試合1008 648安打 打率.253 17本塁打 213打点 93盗塁