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ソフトバンク・板東湧梧 プロ初完封で3勝目 優勝マジックも1つ減り“6”に 2位・オリックスも勝ちゲーム差は“0”のまま

2022年9月24日 18:38
ソフトバンク・板東湧梧 プロ初完封で3勝目 優勝マジックも1つ減り“6”に 2位・オリックスも勝ちゲーム差は“0”のまま
ソフトバンク・板東湧梧投手
プロ野球パ・リーグ ソフトバンクーロッテ(24日、PayPayドーム)

首位・ソフトバンクの板東湧梧投手がプロ初完封をマークしました。2位・オリックスも勝ったためゲーム差は“0”のままですが、優勝マジックは1つ減り“6”となりました。

板東投手は初回、連打で1アウト1、2塁のピンチを作りますが、4番・安田尚憲選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取り得点を許しません。

その後は打たせて取る投球を見せ、2回から6回までは走者を許さない安定感を見せた板東投手。6点リードの9回にヒットと、フォアボールで2アウト1、2塁のピンチを招きますが、最後は井上晴哉選手をライトフライに打ち取りゲームセット。9回を120球、被安打5、1四球、5奪三振。今季3勝目をプロ初完封で飾りました。

以下、板東投手のヒーローインタビュー

――優勝争いの中でプロ初完封、今の思いは?

「とにかく色んな意味で負けられない試合だったので、とにかく勝ててホッとしています」

――最後、3つめのアウトを取った瞬間の表情がすごく印象的でしたが、どんなふうに打球を見ていた?

「ホームランだと思ったんですけど、ファンの皆さんのおかげでそこで止まってくれてホッとしました」

――前回登板ではオリックス・山本由伸投手と投げ合い、敗れましたがプロ初完投。そこから1週間で今度はプロ初完封になりましたが、いかがですか?

「目の前の打者1イニング、1イニングという気持ちできた結果ここまで来られた。野手の皆さんに打ってもらって気持ちも楽だったんですけど、とにかく最後まで投げられて良かったです」

――今日のピッチングは初回こそピンチはあったんですが、ダブルプレーで切り抜けた後、2回以降は素晴らしいピッチングだったと思います。振り返っていかがですか?

「立ち上がり、あそこでゲッツーを取れたことによって自分の中でも気持ちが乗っていけた。そこから自分のピッチングができたので良かったと思います」

――9回2アウトまでフォアボールもありませんでした。本当に安定してましたね?

「やっぱり四死球が少なかったっていうのはリズム良く投げられた要因だと思います」

――中村晃選手からは『男前のピッチング』と言われたが?

「うれしいです」

――中継ぎ陣も疲れがあって、5連戦の中、チームにとっても大きな完投・完封だったと思いますが?

「中継ぎの方も休めることができて良かったなと思います」

――ファンに一言

「一戦一戦とにかく落とせないので、一戦必勝で頑張りますので今後も応援よろしくお願いします」