プロ野球・巨人の立岡宗一郎選手が6日、契約更改を行い350万円増の2350万円（いずれも推定）でサインしました。

プロ14年目の今季はケガもありましたが、54試合に出場し打率.204、本塁打1、打点3をマーク。開幕前には亀井善行外野守備兼走塁コーチから「途中から行く立場でスペシャルな選手になろう」と言葉をかけられたという立岡選手。すると4月9日のヤクルト戦で自身初のサヨナラ本塁打を放つなど途中出場でチームの勝利に貢献しました。

しかし6月9日の西武戦でライトの守備についた際、左膝前十字じん帯を損傷。シーズン中の復帰はかないませんでした。

「頭の中が一瞬真っ白になったというか。あ～、という感じでした。何も考えられなかった」とケガを悔やんだ立岡選手。それでも西武の若林楽人選手が去年5月に同じケガをするも、今季途中に復帰を果たしたことがモチベーションになっているといいます。

リハビリの状態も「やっと走り始めたくらいのレベル」といいますが、育成契約から再スタートとなる来季に向けて「現場から常に立岡にいてほしいと言われるような、必要とされる選手になりたい」と意気込みました。