【大会8日目】ワタガシペアが2大会連続銅メダル フェンシング男子エペ団体で激闘も銀 メダルランキングは6位へ
■ワタガシペアがバドミントン日本勢初の“2大会連続の銅メダル”
渡辺勇大選手、東野有紗選手の“ワタガシペア”は、韓国のソ スンジェ選手、チェ ユジュン選手ペアと銅メダルをかけ対戦しました。
第1セットは、序盤から相手にリードを許す展開となったワタガシペア。それでもコンビネーションで流れを変え、中盤に逆転。渡辺選手の強烈なスマッシュが決まるなど、連続ポイントで突き放し、21-13で第1ゲームを奪います。
続く第2ゲームは序盤からリードを奪う日本。その後、韓国ペアに追い上げられ、逆転を許します。
それでもここから連続ポイントを奪い逆転。さらに壮絶なラリー戦を制したワタガシペア。20対20のデュースになりますが、最後は連続ポイントを奪い勝利。その瞬間、地面に崩れながら喜ぶ2人。激闘を制し、銅メダルを勝ち取りました。
2大会連続のメダル獲得は、バトミントンの日本勢では、初の快挙となります。
■フェンシング男子エペが銀メダルを獲得 残り6秒で追いつくも延長戦で敗れる
9試合を行い、先に45点を取るか、合計点の多いチームが勝利する団体戦。日本は決勝でハンガリーと対戦しました。
第1試合、山田優選手が先制となるポイントを奪いますが、相手にカウンターから得点を許すなど1対2で終えます。
その後も、なかなか点差が縮まらない中、11対14で迎えた第7試合で古俣聖選手が爆発。見事な試合運びでこの試合を5対3とし、一気に1点差まで追い上げます。
そして、18対20と2点を追う展開で最終第9試合、日本はエペ個人で金メダルを獲得した加納虹輝選手に託します。その加納選手は2連続ポイントで追いつくと、一度は逆転されますが、残り7秒をきった場面で再び同点に追いつきます。
しかし、一本勝負の延長戦でハンガリーの選手にポイントを奪われた日本。25対26で敗れ銀メダル。2大会連続の金メダルとはなりませんでした。
この日、銀メダル1個と銅メダル1個を獲得した日本は、合計のメダル数が18個(金8個、銀4個、銅6個)となりました。
また、金メダルの個数が最も評価される「メダルランキング」では、前日の5位から6位に順位を落としています。
▽メダルランキング(大会8日目終了時点)
1位 中国(金13・銀9・銅9)
2位 フランス(金11・銀12・銅13)
3位 オーストラリア(金11・銀6・銅5)
4位 アメリカ(金9・銀18・銅16)
5位 イギリス(金9・銀10・銅8)
6位 日本(金8・銀4・銅6)
7位 韓国(金7・銀5・銅4)
8位 イタリア(金5・銀8・銅4)
9位 オランダ(金4・銀3・銅2)
10位 カナダ(金3・銀2・銅6)