◇FIFA女子ワールドカップ決勝トーナメント1回戦　日本―ノルウェー(5日、ウェリントン・リージョナル・スタジアム)

負ければ敗退となる16チームによる決勝トーナメントに突入した女子ワールドカップ。グループステージを3戦全勝でグループC首位通過を決めた日本(FIFAランク11位)は、グループA2位通過のノルウェー(FIFAランク12位)と決勝トーナメント1回戦で激突。

日本はGK山下杏也加選手、3バックに南萌華選手、熊谷紗希選手、高橋はな選手、中盤に清水梨紗選手、長野風花選手、長谷川唯選手、遠藤純選手、2列目に宮澤ひなた選手、藤野あおば選手、最前線に 田中美南選手の布陣で挑みます。

立ち上がりボールを保持するのは日本。左サイドの遠藤選手、右サイドの清水選手の両サイドが高い位置を取り攻撃参加し、ノルウェーを押し込む時間が続きます。前半15分左サイドから宮澤選手がゴール前へクロス、これがノルウェー選手に当たるとコースが変わりそのままゴールネットへ。序盤から攻め込む中、オウンゴールで先制点を奪います。

しかし前半20分、ノルウェーの反撃を受ける日本。右サイドに展開されると、クロスからグーロ・レイテン選手にヘディングで決められ失点、すぐさま1-1の同点に追いつかれます。

日本はその後、細かいパスワークでゴールに迫るも得点は奪えず。ベスト8をかけた戦いの前半は1-1で終了。日本がボールを保持するも、ノルウェーが堅守でしのぐ時間帯が続きました。