テニスの全米オープン女子シングルス3回戦でオーストラリアのトムリャノビッチ選手に敗れたセリーナ・ウィリアムズ選手。アメリカのスポーツ専門局ESPNによりますと、平均460万人が“最後かもしれない”ウィリアムズ選手のこの試合を視聴。瞬間最高視聴者数は690万人にのぼったということで、同局によりますと、これは過去最多だということです。

これまでに最も視聴されたテニスの試合は2012年の男子シングルス決勝でロジャー・フェデラー選手がアンディ・マレー選手を破った試合で390万人だったということです。

また、全米オープンの主催者は公式Twitterでウィリアムズ選手が敗戦後にコート上で述べた言葉を「GOAT（史上最高）にふさわしいスピーチ」として紹介しています。

▽以下、セリーナ・ウィリアムズ選手の3回戦敗退後の言葉

本当にありがとう。みなさんは本当に素晴らしい存在。もう少しうまくプレーできればよかった、と思ってるけど・・・パパ、ありがとう。見てくれてるでしょう？

ありがとう、ママ。それにここにいるみなさんにもありがとう、と伝えたい。長年、何十年も私のそばで応援してくれて。ほんと、何十年になりますね。

すべては父と母から始まりました。本当に2人には感謝しています。この涙は幸せの涙です。それに、ヴィーナスがいなかったら、セリーナも存在していません。ありがとう、ヴィーナス。