プロ野球・巨人に入団した森田駿哉投手が21日、投手組練習後の個別トレーニングを行いました。

この日、居残り練習で森田投手が行ったのは、ドジャース・山本由伸選手もトレーニングの一環として取り入れて行っていた、やり投げの“ジャベリックスロー”。森田投手は「山本投手もやっていたのでやってみたかった」と、練習を始めたきっかけを明かしました。

効果については「体を大きく使うことは一番大事だと思うので、そういう意味ではすごくいい練習」と話し「球速は分からないけど、どの球種を投げても、ある程度自分の中でコントロールが年々よくなっているのでもっと詰めていきたい」と、制球力のアップを目指します。

一方、春季キャンプ1軍スタートが発表された森田投手。キャンプに向けた意気込みを聞くと、「もちろん緊張感もありますけど、落ち着いて慌てずに自分のやるべきことをやって、まずは自分がやってきたことから出せたらいいなと思います。色んなすごい人たちと一緒に野球ができて、その中で緊張感というのは絶対ありますし、不安もあると思うんですけど、そこは一日一日しっかりと自分ができることをやりたいと思います」と、落ち着いた様子も見せました。

社会人5年目にしてドラフト指名を受け、今年27歳を迎える森田選手。オールドルーキーとしての寮生活については、「寮生活はしっかりと余裕を持って、大人とした行動を取って。下にいっぱいいるので、僕が変なことをしたら、“この人大丈夫なのかな”となるので、そこは本当に大人としてやらないといけない」と、笑顔を見せました。