◇巨人1軍春季キャンプ(1日、宮崎)

プロ野球の春季キャンプが1日にスタート。巨人の阿部慎之助監督は、指揮官になって初めて迎えたキャンプ初日を振り返りました。

『笑うアベには福来たる～新風の先に笑顔のSeptember～』をキャッチフレーズに、阿部巨人の第一歩。インタビューボードに掲げられた自身の特大の笑顔に苦笑いを浮かべつつも、「選手がどういう状況なのか自分の目でなんとなくは把握できた」とキャンプ初日を振り返りました。

巨人は、今季新人5名と新加入選手6名が1軍スタートとフレッシュな顔ぶれ。「みんな輝いて見えるし、少しだけうらやましいな...野球できてと思ってみてました。みんな楽しそうにやってるんで」と目を細めます。

注目されるドラフト1位の西舘勇陽投手は、初日からブルペン入り。「先発で考えてます。西舘くんは大谷くんみたいになってほしい」と大リーグドジャースの大谷翔平選手の名を挙げて期待を込めます。

さらにドラフト3位の佐々木俊輔選手については、「体は小さいけどいいパンチ力してる。スイングスピードも速いし打球速度も速いから、すごい」とルーキーらに期待を込めました。

初日はあいにくの雨の中、室内練習でスタート。2日目以降については、「(あす以降は)チームプレーとか入ってくると思う。まずは個人のレベルアップ。そこは徹底してやってほしい」とし、「きょうは僕個人には点数つけられませんが選手は120点です」と初日を充実した様子で終えました。