◇2023 WORLD BASEBALL CLASSIC　決勝ラウンド　決勝　日本3ー2アメリカ(現地21日、アメリカ・マイアミ)

6番ファーストでスタメン出場した岡本和真選手は1点リードの4回、ノーアウトランナーなしの場面で左中間へホームラン。貴重な追加点で侍ジャパンの優勝に大きく貢献しました。

試合後、取材に応じた岡本選手は「今年始まってから、このメンバーで野球する期間が長く濃い時間を過ごしたので、すごくさみしい」と大会終了に伴うチームの解散を名残惜しそうに語りました。

前日の準決勝メキシコ戦では、ホームラン性の打球を放ちますが、相手のファインプレーに阻止されホームランならず。

しかし、この日は文句なしのホームラン。優勝を引き寄せる決勝の一発には「きのう入らなかったので、いっぱいウエートして、いっぱいご飯を食べた。ホームランになってくれてよかった」と笑顔を見せました。

決勝の大舞台では、セ・リーグの主砲でもある村上宗隆選手もホームラン。

「お互いにとってホームランが長所なので、そこを出せてよかった。2人で同じチームで打てることはもしかしたら2度とないかもしれないですし、思うところはありますね」

シーズンが始まれば、セ・リーグのライバルとなる両者。岡本選手は世界一をかけた舞台で、村上選手と戦えたことを誇りに感じていました。