バスケットボールB1リーグの千葉ジェッツへの入団会見に登壇した渡邊雄太選手は、入団に至った決めてを語りました。

黒のスーツ姿で現れた渡邊選手は、世界最高峰NBAで日本人最長6シーズンプレー。今年4月に日本でプレーすることを公表し、国内では争奪戦となりました。

渡邊選手は、「この場をもって改めて、僕にオファーをくださったチームの方々に本当に感謝の気持ちを申したい」とコメント。千葉ジェッツ入りを決めた理由については「本当にどのチームも魅力的なオファーをくださいましたし、どのチームも熱量も感じましたが、やっぱりどこよりも千葉ジェッツが僕に対しての熱量をくださったかなと感じている」と話しました。

「日本に帰ってくる一番大きな理由として、やはりメンタル的な問題がアメリカであり大好きなバスケットができない時間があった」と語り、「なかなかセンシティブな問題なんで、あんまり話題にしたくないっていうのが多分普通だと思いますが、千葉ジェッツに関しては、とにかくそこを全力でサポートしたいと言ってくれた。『バスケを十分楽しめる環境を作っていってあげたい』、そこを強調して言ってくださったのが千葉ジェッツだけだった」と説明しました。

またオリンピックなどでともに戦った富樫勇樹選手についても言及。「昔からいつか一緒にやりたいねと。彼がいるっていうのも理由」と話しつつも、「勇樹との“約束”がなくても、千葉ジェッツを選んでいただろうなという熱量を感じました」と新チームへの思いを口にしました。