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“中学2年生から公式戦負けなし103連勝”レスリング藤波朱理 憧れの柔道・阿部詩と食事に「信じられないくらいうれしかった」

2022年8月17日 6:00
“中学2年生から公式戦負けなし103連勝”レスリング藤波朱理 憧れの柔道・阿部詩と食事に「信じられないくらいうれしかった」
公式戦103連勝を達成したレスリング藤波朱理選手
◇全日本学生レスリング選手権大会 第2日(16日、東京)

21年の世界選手権女子53キロ級金メダリストの藤波朱理選手(日体大)が、1階級上の55キロ級に出場しました。藤波選手は初戦から無失点で勝ち上がると、今井佑海選手(日大)との決勝をフォールで下し、優勝。中学2年生から続く公式戦連勝記録を103に伸ばしました。

試合後、藤波選手は「世界選手権を見据えて、パワーのある55キロ級に出て実力を試そうと思った。少し力の強さは53キロ級に比べあったが、そこまで差はなかった」と、うなずきました。

大会前には、以前から憧れていた大学の先輩、柔道・阿部詩選手と食事したことを明かし「私がダメ元で誘ったらOKって。信じられないくらいうれしかった」と、笑顔を見せました。

お互いの競技について意見を交換し「違う部分、似てる部分、たくさんあって面白い。詩さんもレスリングの練習をしたいと言ってくださっている。お互いプラスになる部分がすごくあると思う」と、刺激を受けた様子。

大会連覇のかかる9月の世界選手権に向けては「もう1か月切っているが、しっかり調整して、必ず優勝します」と、力を込めました。