◇プロ野球セ・リーグ DeNA7-0ヤクルト（21日、神宮球場）

DeNAのケイ投手が、8回無失点と好投しました。

今季6試合に先発し1勝4敗と、4月20日のヤクルト戦以来、白星がついていなかったケイ投手。初回、2アウトから3番・オスナ選手にセンターへのヒットを許しますが、続く村上宗隆選手をセカンドゴロに抑え、3アウトとします。

さらに2回から4回は三者凡退として、ヤクルト打線にチャンスをつくらせません。

しかし5回、2アウトから赤羽由紘選手の打球がケイ投手のグラブをはじき、内野安打となって初回以来のランナーを背負います。さらに盗塁と四球で2アウト1、3塁と、この日最大のピンチを背負いました。

ここで代打の増田珠選手に対し2球連続でボールを与えたケイ投手。緊張感が走りますが、直後に2連続で空振りを奪い、追い込みます。そして5球目、低めのチェンジアップでショートゴロに抑え、無失点でしのぎました。

7回は先頭の村上選手にツーベースヒットを打たれますが、後続を断ちます。8回2アウト2塁の場面で9試合連続安打を放っている長岡秀樹選手をフルカウントからサードゴロで抑え、この回も点を与えません。ケイ投手は今季最長の8回120球を投げ、被安打4、8奪三振、無失点です。

SNSでは「90球を超えても150km超え素晴らしいしか言えん！」「ケイ、ナイスピッチング！試合を重ねる度に内容が良くなっている」「ケイの復調が最大の補強」とコメントが寄せられました。