「パリ五輪金メダルへの第一歩」瀬戸大也 加藤新コーチとの練習成果実感
◇第98回日本選手権水泳競技大会 最終日(1日、横浜国際プール)
個人メドレーで世界選手権とアジア大会の代表に決まっている瀬戸大也選手が、今大会4種目目の男子200m平泳ぎに出場しました。
自身の専門外の種目で、2分10秒64で5位入賞。「パリ五輪での金メダル獲得へ向けての第一歩」と大会を振り返り、満足した表情を見せました。
瀬戸選手が今年3月から師事しているのが、2016年リオ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵さんを指導した加藤健志コーチ。
「レースの約20分前まで泳いで、(瀬戸選手が)へとへとになっている」と加藤コーチ自ら話すなど、ハードな練習をこなしています。
それでも瀬戸選手は「3月の代表選考会と比べると、体のベースができていると感じる。レースの中でも泳ぎのブレがなくなってきている」と、過酷な練習の成果があらわれていると話しました。
瀬戸選手自ら「準備」と位置づけた今大会を終えて、「パリ五輪での金メダルに向けての第一歩となる大会だった。やってきたことの確認ができたので、非常にいい大会だった」と手応えを語りました。