競泳・本多灯 200mバタフライ3連覇も「気持ちの弱い部分がでた」と反省
◇競泳・日本選手権水泳競技大会 3日目(30日、横浜国際プール)
東京五輪で銀メダルを獲得した本多灯選手が200mバタフライに出場し、五輪のタイムよりも約1秒遅い1分54秒72で優勝。3連覇を達成しました。
本多選手はレース序盤から力強い泳ぎを見せると、トップに立ち、100mのターンを54秒74で折り返しました。
後半にはさらにギアを上げ、後続の選手を突き放します。2位の選手に2秒以上の差をつけた本多選手でしたが、「悔しい」という言葉を口にしました。
「(後半)53秒台で入りたかった、前半から勝負しようと思っていたが、きついかもと思い、守りに入ってしまった」と話し、「気持ちの弱い部分がでた」と反省しました。
6月の世界選手権で代表入りしている本多選手は「1か月という短い期間だけど強化していきたい。きつい練習をして自分に絶対に負けないようにして、レベルアップしていきたい」と強く意気込みました。