プロ野球・巨人の秋季キャンプ3日目となる4日、原辰徳監督が去年のドラフト2位で入団した山田龍聖投手のブルペン投球で打席に入りました。

「めちゃめちゃ緊張しました」と話した山田投手。まっすぐを多めにスライダー、フォークなど多彩な球種を投げ込みました。

「真ん中低めに投げた時に『そこに投げ込む勇気がいいね』だったり、インコースに決まったときには『僕相手にここまで投げられるなら、他の選手にも大丈夫だな』とか声をかけてもらいました」と原監督とのやりとりについて明かした山田投手。

今季は1軍で投げることはなく、ドラフト1位の大勢投手やドラフト3位の赤星優志投手が1軍で投げるのを悔しい思いで見ていたといいます。

「大勢さん、赤星さん以外にも同期の高卒ピッチャーもすごくいいので、『負けてられない』とずっと思っていました」

春のキャンプでは少しコンディションの不良もあったということですが、この秋のキャンプでは体調は万全。来年は1軍で投げるという思いを胸に、投げ込みたいと話しました。

「状態がいい今、それをつかみきって、来年に向けて、もう一つレベルアップできるように頑張りたいです」