29日にラグビー「伝統の一戦」 鍵は両11番「奇想天外ステップ」vs「弾丸」
埼玉ウイングのマリカ・コロインベテ選手（左）と神戸ウイングの山下楽平選手（右）（写真:AAP/アフロ、SportsPressJP/アフロ）
1月29日(土)にジャパンラグビーリーグワン第4節、コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸)と埼玉ワイルドナイツ(以下、埼玉)の一戦が兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われます。
両チーム合わせて16名の現日本代表選手が在籍し、海外の代表経験のある選手も数多く出場することが予想される中で、元日本代表で神戸製鋼OBの大畑大介さんは「個人的な目線では、両チームの『11番』が試合の中で大きなウエイトを占めると考えている」と、ウイングでの先発が予想される山下楽平選手(神戸)とマリカ・コロインベテ選手(埼玉)を注目選手に挙げました。
トップリーグ2014―15年シーズン最多トライの山下楽平選手について、大畑さんは「直近の東京ベイとの試合では2トライをあげ、ディフェンスでも体を張っていた。埼玉のような守備が強固なチームを相手だと山下選手の奇想天外なステップが生きてくる。チームに勢いをつける存在。」と大きな期待を寄せています。
また、世界最高峰ウイングの1人と言われ、100メートル10秒台のスピードが魅力の現役オーストラリア代表マリカ・コロインベテ選手については「『弾丸』、『エネルギーの固まり』という表現がぴったり。ボールを持ったときのパワフルな走りはとてつもない。相手は自ずとコロインベテ選手に意識が向くので自らトライをとらなくても周りを生かすことができる。さらに、スピードとフィジカルを生かした守備が世界トップレベル。神戸にとっては大きな脅威になる。」と絶賛しています。
山下選手とコロインベテ選手の出場が予想される、コベルコ神戸スティーラーズと埼玉ワイルドナイツの一戦は、1月29日(土)神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で午後2時30分キックオフです。
