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【高校サッカー】“前回優勝”岡山学芸館が“優勝候補”尚志を破って3回戦進出

2023年12月31日 18:32
【高校サッカー】“前回優勝”岡山学芸館が“優勝候補”尚志を破って3回戦進出
チームを勝利に導く2ゴールを決めた岡山学芸館の木下瑠己選手
◇第102回全国高校サッカー選手権大会2回戦 岡山学芸館2-1尚志(31日・県立柏の葉公園総合競技場)

全国高校サッカー選手権大会2回戦で前回大会優勝の岡山学芸館が、尚志(福島)を2-1の逆転でくだし3回戦へ駒を進めました。

試合は開始早々動きました。前半4分、尚志はU-18日本代表候補のFW網代陽勇選手からパスを受けたDF白石蓮選手が左足でゴールを狙いますが、惜しくもバーに阻まれます。しかしそのこぼれ球を、落ち着いてDF富岡和真選手が決めて尚志が先制します。

前回大会で県勢初の全国制覇の岡山学芸館は前半35分、左サイドからDF平野大樹選手がゴール前にパスを送ると、フリーの状態でボールを受けたMF木下瑠己選手が、すぐに前を向いてゴール。前半のうちに同点に追いつきました。

さらに後半29分、味方ゴール前で尚志の主将・DF渡邉優空選手のクリアが小さくなったところを逃さず岡山学芸館の木下選手がコントロールショット。この試合2点目をもぎ取って逆転します。

U-19日本代表のMF安斎悠人(京都サンガ内定)らタレントぞろいの尚志は、その後もゴールを狙いますが、“勝ち方”を知る岡山学芸館を前に1点が遠く、県勢初の優勝は次回大会に持ち越しとなりました。

岡山学芸館は、2回戦第1試合を勝ち上がった名古屋(愛知)と対戦する1月2日の3回戦に進出です。