「史上最高」のQBブレイディが2度目の引退発表 ボン・ジョヴィ氏も反応「トムのおかげで」
バッカニアーズの一員として第55回スーパーボウルを制したブレイディ選手。写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディ選手が日本時間2日、23年のキャリアに幕を下ろすことを自身のソーシャルメディアアカウントに投稿しました。
7度のスーパーボウル制覇、5度のスーパーボウルMVP受賞など輝かしいキャリアを築き「G・O・A・T(Greatest Of All Time=史上最高)」と評されたブレイディ選手は、昨年2月にも引退を表明しましたが、40日後に撤回。しかし今回は、「永久に」と綴っており、引退を翻す可能性は薄そうです。NFLのレジェンドの引退に、多くのアスリートが反応しました。
突然のビッグニュースが昨年の引退発表と同日に舞い込んできました。去就が注目されていたブレイディ選手は、53秒間の動画で「おはよう、皆さん。すぐに本題に入ります。引退します、永久に。本当にありがとうございました。家族、友人、チームメイト、ライバルたち、私を支えてくれたすべての人に。私の絶対的な夢を生きさせてくれてありがとう。私は何も変えません。私はみんなを愛しています」と、23年間の現役生活に終止符を打つことと周囲へ感謝の意を述べました。
このブレイディ選手の引退発表に即座に反応したのが、今年の第57回スーパーボウルに出場するカンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズ選手。ブレイディ選手が投稿した動画を引用し、「GOAT」を意味するヤギの絵文字3つを投稿しました。
ペイトリオッツで苦楽をともにしたビル・ベリチック・ヘッドコーチ(HC)は、「トム・ブレイディは最終的な勝者です。ファンファーレをまったく受けずにNFLへ参入し、リーグ史上最も成功した選手として去りました」と、ともに戦いスーパーボウルリングを6個獲得した"戦友"に賛辞を送りました。
その他にも、ペイトリオッツのロバート・クラフト・オーナー、ペイトリオッツとバッカニアーズの同僚で一足先に引退していたロブ・グロンコウスキー氏、今シーズン限りでユニフォームを脱いだアリゾナ・カーディナルスのJ.J.・ワット氏らが続々とブレイディ選手の引退に関してリアクションしました。
さらには、音楽界からジョン・ボン・ジョヴィ氏もNFLレジェンドのビッグニュースに反応。「トム・ブレイディは私をより良い歌手にしてくれた。トムのおかげでより良いソングライター、より良いリーダー、探求者になり、自分のしていることを愛することを忘れずに成功への意欲を高めてくれました。彼はそのことを知りませんが、彼は私と私のような多くの人々に影響を与えました」と、昨年の引退時の投稿を引用し、「この日に刺激された。トム・ブレイディが再び引退する」とコメントを寄せていました。
2000年のドラフトではペイトリオッツから6巡(全体199位)指名と評価が低かったブレイディ選手。しかし、プロ入り後は7度のスーパーボウル優勝、5度のスーパーボウルMVP、3度のリーグMVP、15度のプロボウル選出に加えて、ほとんどのパス成績でNFL記録を樹立するなど、残してきた偉業は数えきれません。
45歳となった今季もパス獲得ヤードでリーグ3位の記録を残すなどまだまだ一線級であることを証明しましたが、後進に道を譲ることを決意しました。
7度のスーパーボウル制覇、5度のスーパーボウルMVP受賞など輝かしいキャリアを築き「G・O・A・T(Greatest Of All Time=史上最高)」と評されたブレイディ選手は、昨年2月にも引退を表明しましたが、40日後に撤回。しかし今回は、「永久に」と綴っており、引退を翻す可能性は薄そうです。NFLのレジェンドの引退に、多くのアスリートが反応しました。
突然のビッグニュースが昨年の引退発表と同日に舞い込んできました。去就が注目されていたブレイディ選手は、53秒間の動画で「おはよう、皆さん。すぐに本題に入ります。引退します、永久に。本当にありがとうございました。家族、友人、チームメイト、ライバルたち、私を支えてくれたすべての人に。私の絶対的な夢を生きさせてくれてありがとう。私は何も変えません。私はみんなを愛しています」と、23年間の現役生活に終止符を打つことと周囲へ感謝の意を述べました。
このブレイディ選手の引退発表に即座に反応したのが、今年の第57回スーパーボウルに出場するカンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズ選手。ブレイディ選手が投稿した動画を引用し、「GOAT」を意味するヤギの絵文字3つを投稿しました。
ペイトリオッツで苦楽をともにしたビル・ベリチック・ヘッドコーチ(HC)は、「トム・ブレイディは最終的な勝者です。ファンファーレをまったく受けずにNFLへ参入し、リーグ史上最も成功した選手として去りました」と、ともに戦いスーパーボウルリングを6個獲得した"戦友"に賛辞を送りました。
その他にも、ペイトリオッツのロバート・クラフト・オーナー、ペイトリオッツとバッカニアーズの同僚で一足先に引退していたロブ・グロンコウスキー氏、今シーズン限りでユニフォームを脱いだアリゾナ・カーディナルスのJ.J.・ワット氏らが続々とブレイディ選手の引退に関してリアクションしました。
さらには、音楽界からジョン・ボン・ジョヴィ氏もNFLレジェンドのビッグニュースに反応。「トム・ブレイディは私をより良い歌手にしてくれた。トムのおかげでより良いソングライター、より良いリーダー、探求者になり、自分のしていることを愛することを忘れずに成功への意欲を高めてくれました。彼はそのことを知りませんが、彼は私と私のような多くの人々に影響を与えました」と、昨年の引退時の投稿を引用し、「この日に刺激された。トム・ブレイディが再び引退する」とコメントを寄せていました。
2000年のドラフトではペイトリオッツから6巡(全体199位)指名と評価が低かったブレイディ選手。しかし、プロ入り後は7度のスーパーボウル優勝、5度のスーパーボウルMVP、3度のリーグMVP、15度のプロボウル選出に加えて、ほとんどのパス成績でNFL記録を樹立するなど、残してきた偉業は数えきれません。
45歳となった今季もパス獲得ヤードでリーグ3位の記録を残すなどまだまだ一線級であることを証明しましたが、後進に道を譲ることを決意しました。