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【Xゲームズまであと3日!】白馬村から世界へ、19歳の永原悠路選手 8月の国際大会初優勝からX Gamesでもメダル獲得を狙う!

2024年9月17日 9:00
【Xゲームズまであと3日!】白馬村から世界へ、19歳の永原悠路選手 8月の国際大会初優勝からX Gamesでもメダル獲得を狙う!
X Gamesに出場する永原悠路選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
スケートボード・BMX・モトエックス、世界最高峰のアクションスポーツの祭典『X Games Chiba 2024』が、今年も日本で開催されます。世界トップ選手の華麗なパフォーマンスは、時に我々の想像を遥かに上回り、競技会ではありますが、時にお祭りのような楽しい雰囲気も感じます。ぜひ会場に足を運び、雰囲気を感じていただきたいです。

今回はその中の、スケートボード・男子パーク。注目の日本選手を、当日実況を担当します弘竜太郎が紹介します。

スケートボード・パーク競技とは、お椀が組み合わさったようなコースを制限時間内に自由に滑走し、その中で飛んだり回ったりなど、様々な技(トリック)を組み合わせて得点を競うものです。選手たちの高度なスキル、アクロバットでエキサイティングなトリックは要注目で、2021年の東京五輪から競技として採用されました。

スケートボード男子パークは、東京・パリ五輪のスケートボード種目で唯一、これまで日本選手が表彰台に登ることができていない種目です。

その種目において現在の日本男子をけん引している選手が、パリ五輪日本代表の19歳、永原悠路選手です。長野県・白馬村出身の永原選手、冬の競技が盛んな地域ですが、その中でスケートボードの道を選びました。

私が永原選手を初めて取材したのは、2021年の東京五輪のあと。永原選手は16歳でした。当時永原選手は右の大腿骨を骨折し、足にボルトが入った状態でした。滑るのは厳しいかと安易に考えていた私でしたが、永原選手は『滑りに支障はないです!』と言い切り、パークで縦横無尽に滑っていた姿が衝撃でした。もう一度書きますが、足にボルトが入っている状態です。そのタフネスな精神と、それを支えるスケートボードへの愛、永原選手の強さの中核はここにあると私は考えています。

その時から永原選手は『パリ五輪に絶対出場したい』と力強く話していました。3年後、ついに迎えたパリ五輪。日本代表として念願の舞台に上がります。

ただ、結果は予選敗退。空中で体を1回転半させながら、板を1回転させる世界屈指の高難度、『キックフリップ・ボディーバリアル・540(ファイブフォーティー)』を成功。世界と戦える技をメイクする一方ミスも続き、15位で戦いを終えました。
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