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阪神“大逆転勝利” 9回2点差追いつく 延長10回佐藤輝明が決勝ホームラン

2024年4月5日 21:56
阪神“大逆転勝利” 9回2点差追いつく 延長10回佐藤輝明が決勝ホームラン
笑顔の阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神7ー6ヤクルト(5日、神宮球場)

開幕からカード2連続で負け越しの阪神が、延長戦を制し勝利しました。

2回表、5番レフトのノイジー選手の今季1号2ランホームランで幸先良く先制するも、直後にピンチ。先発の青柳晃洋投手が制球に苦しみ2四球でランナーをためると、センター近本光司選手の落球もあり、ノーヒットで2点を献上。試合を振り出しに戻してしまいます。

3-3で迎えた7回も四球で崩れる結果に。2番手・桐敷拓馬投手が振り逃げと2つの四球で満塁のピンチ。ここでヤクルト5番サンタナ選手に2点タイムリー安打を打たれ勝ち越しを許しました。

試合は4-6と2点ビハインドの9回に突入。敗色濃厚の展開でしたが、打線が粘り。2つの四球と代打・糸原健斗選手のヒットで満塁のチャンスを作ると、2番中野拓夢選手が押し出しの四球。さらに3番森下翔太選手がタイムリー安打を放ち、土壇場で同点に追いつきます。

勢いに乗った阪神は延長10回、6番佐藤輝明選手が、ヤクルトのリリーフ木澤尚文投手から今季1号ソロホームラン。カットボールを右中間スタンドへ運び、接戦をものにしました。

この試合、9四死球と阪神は投手陣が制球に苦しみましたが、今季最多の7得点で勝利となっています。