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「朗希コールのおかげ」で今季2勝目 5回まで完全試合ペースも「後半バテた」

2023年4月15日 6:17
「朗希コールのおかげ」で今季2勝目 5回まで完全試合ペースも「後半バテた」
ロッテ・佐々木朗希投手
プロ野球パ・リーグ ロッテ2-0オリックス(14日、ZOZOマリン)

プロ野球ロッテの先発・佐々木朗希投手が、今季2勝目を挙げました。

この日は同じWBC日本代表、オリックスの山本由伸投手との投げ合いという注目の一戦。

「今日は1点取られたら勝てないと思っていたので、なんとか0点に抑えることだけ考えていた」と語る佐々木投手は、5回までをパーフェクトピッチング。

最速163キロのストレートがさく裂し、4回終了時点で10奪三振と、1年前の完全試合と同じペースで試合を進めます。

しかし後のことよりも最初に勢いをつけることを考えた結果、「後半バテました」と佐々木投手。6回には1アウト2・3塁とピンチを招きます。

それでも「(打球が)前に飛んだら点が入る確率が高かったので、三振を狙った」と語った佐々木投手。

その考え通り1番・茶野篤政選手を空振り三振、2番・ゴンザレス選手はファウルフライで3アウト。2度目の完全試合達成とはなりませんでしたが、大ピンチを無失点で切り抜けました。

7回まで佐々木投手が投げると、8回は益田直也投手、9回は澤村拓一投手が三者凡退に抑えてゲームセット。

佐々木投手は7回105球無失点、被安打1、11奪三振という成績で、見事勝利投手となりました。

試合後には「『朗希コール』のおかげで頑張れたかなと思います。ありがとうございます」と、佐々木投手の要望で名字から名前でのコールに変わった応援に対して、感謝の気持ちを伝えています。