元オリックスのドジャース・山本由伸投手とレッドソックス・吉田正尚選手が、オリックスを引退する選手に向けてメッセージを贈りました。

24日の試合後、オリックスはT-岡田選手と安達了一選手の引退セレモニーを実施。このイベントには同じく今季限りの現役引退を発表した小田裕也選手・比嘉幹貴投手も出席しました。

イベント冒頭では引退する選手に向けて多くの方々からビデオメッセージが贈られました。この中には、2022年までオリックスに在籍した吉田選手と2023年まで在籍した山本投手からのメッセージも含まれていました。

山本投手は、自身の初登板の試合でT-岡田選手がファーストを守っていたことに触れ「一緒に試合に出て自分もプロ野球選手になったことを実感した」とコメント。さらに誰よりも練習している姿を見て「僕も最後まで努力し続けられる選手になりたいなと思いました」と自身の目標になっていることも明かします。さらに比嘉幹貴投手に向けては「いいときこそ謙虚に、悪いときこそ明るくだぞ」と声をかけてもらったことを明かし、比嘉選手が何気なくかけたくれた言葉が自分にとって大切な言葉になっていることを明かしました。

吉田選手は、小田選手に向け「本当にイケメンで、僕よりも少し速い足と、僕より少し上手い守備で、チームを何度も助けてもらった」と冗談交じりにコメント。またT-岡田選手に対しても「長年オリックスを支えてくれた功労者」とし「4人の器の大きな先輩達のおかげで優勝・日本一といい思い出が共有できました」と感謝を口にしました。

セレモニーでは各選手からも挨拶が行われ、球場に集まったファンは温かく拍手を送り、偉大な選手たちへ別れを告げました。