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「パサーに恵まれた」ハットトリック達成の上田綺世は感謝 お気に入りのゴールは3点目 W杯アジア2次予選

2023年11月17日 17:56
「パサーに恵まれた」ハットトリック達成の上田綺世は感謝 お気に入りのゴールは3点目 W杯アジア2次予選
ハットトリックの大活躍をみせた上田綺世選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇サッカーFIFAワールドカップ(W杯)2026 アジア2次予選 日本5-0ミャンマー(16日、パナソニック スタジアム 吹田)

代表初のハットトリックを達成したサッカー日本代表上田綺世選手は、「パサーに恵まれた」と感謝を口にしました。

2026年に行われるW杯北中米大会出場へ、アジア2次予選に挑んだ日本の初戦。

試合開始早々から、引いて守るミャンマー。それでも前半11分には、上田選手が南野拓実選手からの浮き球のパスに、体勢を崩しながらも頭で合わせ、先制点を奪います。

前半終了間際には、右サイドでボールを持つ堂安律選手からのスルーパスに反応。角度のないところから右足を振り抜き追加点を挙げました。

さらに後半5分には、再び南野選手の縦パスに抜けだし、冷静にゴールネットへ流し込み3点目。代表初のハットトリックを達成しました。

南野選手や堂安選手のパスを着実に得点へ。上田選手は、「2点目とかは(堂安)律と前もって話していて、裏に抜けるのか止まって足元なのか話していたので、それがうまくかみ合った。(南野)拓実くんとか(鎌田)大地くんも僕のプレースタイルを理解してくれているので、思い切って動き出せましたし、そこに出してくれたのでパサーに恵まれた」と感謝しました。

記者からはどのゴールがお気に入りかと聞かれると、「どのゴールも僕の得意な動きだしから息を合わせたゴールなので僕としてはどれもいいゴールですけど、最後のゴールは意図も(南野)拓実くんとばっちり合っていましたし、すべてイメージ通りいった、自分の意識も含めてかみ合ったシーンだったかなと思います」と振り返りました。

この試合直前までに三笘薫選手や古橋亨梧選手ら、5選手がケガのため代表を離脱。その中で大きな存在感を示した上田選手は、「きょうの1点目とかいい時間帯で点が取れたので、次の試合もやりづらい相手になると思いますけど、先制点のタイミングが重要になると思うので、僕も与えられた時間のなかで全力でプレーできたらいい」と意気込みました。

今後の日本代表は、サウジアラビアに移動し、日本時間21日にシリアとW杯アジア2次予選の2試合目を戦います。
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