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【日本ハム】伊藤大海 リーグ単独トップ15勝目とはならず 7回8奪三振2失点と粘投も打線の援護乏しく 有原航平とともに最多勝タイトルは確定

2024年10月9日 6:00
【日本ハム】伊藤大海 リーグ単独トップ15勝目とはならず 7回8奪三振2失点と粘投も打線の援護乏しく 有原航平とともに最多勝タイトルは確定
日本ハムの伊藤大海投手(写真:時事)
プロ野球パ・リーグ 楽天2-0日本ハム(8日、楽天モバイルパーク)

リーグ2位でクライマックスシリーズ(CS)を迎える日本ハムは8日、8連敗中の楽天と今季シーズン最終戦を行い0-2で敗戦。リーグ単独の最多勝タイトルを目指した先発・伊藤大海投手でしたが、7回を投げ6安打8奪三振2失点という内容で5敗目となりました。

前日7日が雨天中止になり迎えた今季最終戦。CSへ向けていい形で締めくくりたい日本ハムは伊藤投手が先発のマウンドに上がります。

序盤3回まで毎回奪三振のノーヒットピッチングと上々の立ち上がりを見せますが、4回楽天打線に捕まります。先頭の中島大輔選手にストレートをセンターへ運ばれると、ノーアウト1塁の場面で打席には小郷裕哉選手。3球目のスプリットをレフトへ運ばれると、これがタイムリーヒットになり先制点を許します。さらにその後1アウト1、3塁のピンチで浅村栄斗選手に3球目のスライダーを捉えられるとレフトフェンスぎりぎりの犠牲フライとなり、この回2点を失います。

打線の援護を待ちたい伊藤投手でしたが、楽天の先発・瀧中瞭太投手の前に日本ハム打線は得点をあげることができません。

7回にはヒットと四球で2アウトながら満塁のピンチを招いた伊藤投手でしたが、中島選手に対して低めに集める投球で空振り三振に打ち取りこの回の失点を許しませんでした。

しかし最後まで打線の援護がなかった伊藤投手は7回113球を投げ、6安打8奪三振2失点という内容で5敗目。リーグ単独トップ15勝目とはならなかったものの、ソフトバンク・有原航平投手とともに今シーズン14勝をあげ最多勝タイトルを確定させました。
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