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【センバツ】石川・星稜が76年ぶり出場の田辺を破る 3盗塁など機動力使い接戦を制す

2024年3月18日 15:47
【センバツ】石川・星稜が76年ぶり出場の田辺を破る 3盗塁など機動力使い接戦を制す
田辺戦で力投する星稜のエース・佐宗翼投手(写真:時事)
第96回選抜高等学校野球大会1回戦 星稜4ー2田辺(18日、甲子園球場)

昨秋の明治神宮大会の覇者で2年ぶり16回目の出場の星稜(石川)が21世紀枠で76年ぶりに出場している田辺(和歌山)を破りました。

星稜は2回、専徒大和選手が2アウトからヒットで出塁すると、すかさず盗塁。その後、1塁3塁とチャンスを広げると、8番浜田大聖選手の2球目に1塁ランナーがスタート。キャッチャーが2塁へ送球すると3塁ランナーがスタート。送球がそれる間に3塁ランナーがホームに返り先制点を奪います。

その後、同点に追いつかれますが、4回、2アウトながら1、3塁のチャンスを作ると、7番能美誠也選手の打った打球が相手のミスを誘い勝ち越します。

その裏に田辺にスクイズを決められ再び同点に追いつかれた星稜ですが、9回、1アウト2、3塁のチャンスを作ると、代打・東汰生選手がライトへタイムリーヒットを放ち2点を追加。勝ち越しに成功します。

9回裏に1アウト2、3塁のピンチを迎えますが、ここを無失点で抑えた星稜。この試合、3盗塁を決めるなど機動力もいかし、76年ぶり出場の田辺を4対2で破り2回戦進出を決めました。