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【センバツ】開幕戦は延長タイブレークの末 八戸学院光星が勝利 エース・洗平比呂が9回156球の熱投 11回に3点奪い接戦制す

2024年3月18日 13:22
【センバツ】開幕戦は延長タイブレークの末 八戸学院光星が勝利 エース・洗平比呂が9回156球の熱投 11回に3点奪い接戦制す
9回156球の熱投をみせた八戸学院光星のエース・洗平比呂投手(写真:時事)
【本文】◇第96回選抜高等学校野球大会1回戦 八戸学院光星5-3関東第一(18日、甲子園球場)

春のセンバツ高校野球が開幕し、八戸学院光星(青森)が関東第一(東京)を5対3で破りました。

八戸学院光星の先発は今大会屈指の左腕・洗平比呂投手。先頭打者から三振を奪うと、エラーでランナー1人を許しましたが、ダブルプレーに打ち取り上々の立ち上がりを見せます。

0-0の2回、八戸学院光星は、2アウトながらランナー2塁とチャンスを作ると、7番三上祥司選手が放った打球はセンター前へ落ちそうな当たりとなります。落ちれば先制点となる場面でしたが、関東第一のセカンド小島想生選手が背走してジャンプ、ダイブしながらキャッチする超ファインプレーでアウトとなりました。

すると、八戸学院光星は5回、2アウトながらランナー3塁のピンチを迎えると、エース・洗平投手が、関東第一の2番坂本慎太郎選手に三遊間を破られるタイムリーヒットを許し先制点を奪われます。

それでも7回、八戸学院光星は2アウト満塁のチャンスを作ると、ここで代打の小笠原由宇選手がライト前ヒットを打ち、同点に追いつきます。

しかし8回、関東第一の越後駿祐選手にレフトへ二塁打を打たれ、ノーアウト2塁のピンチを迎えると、4番高橋徹平の打った打球は三遊間へ。ショートが飛びつき、はじきましたが、これを見たセカンドランナーの越後選手は一気にホームを狙いセーフ。関東第一に勝ち越しを許します。

それでも諦めない八戸学院光星は、9回、1アウト2塁3塁のチャンスを作ると、ここでライトへ犠牲フライ打ち、同点に追いつきます。

その裏も無失点で抑えた八戸学院光星のエース・洗平投手。試合はタイブレークの延長戦に突入します。

ノーアウト1塁2塁からはじまるタイブレーク。八戸学院光星は、送りバントを決め、1アウト2塁3塁とチャンスを広げます。それでも三振、ライトフライと後続が打ち取られ、無得点。

その裏、マウンドを2番手の岡本琉奨投手にマウンドを託した洗平投手。9回156球を投げ、被安打9、6奪三振、4四球、2失点の成績でした。

その延長10回、関東第一の3番越後選手に送りバントを決められ、1アウト2塁3塁になると、4番高橋を申告敬遠とし満塁となります。2アウト後、バッターは6番成井聡選手。しかし、ここを空振り三振に抑え無失点で切り抜けます。

すると、11回表、八戸学院光星は1アウト2塁3塁から今大会初打席の萩原涼太選手がライト前ヒットを放ち勝ち越しに成功すると、その後、関東第一にミスが出て、さらに2点を追加します。

その裏に1点を奪われたものの、関東第一を破った八戸学院光星が2回戦進出を決めました。

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