◇セリエA第11節 ジェノア1-0パルマ(日本時間5日、エンニオ・タルディーニ)

サッカー日本代表でイタリア・セリエAのパルマに所属するGK鈴木彩艶選手が、前半にスーパーセーブを見せました。

7月にベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVからパルマに移籍した鈴木選手は、この日スタメンで出場。

雨天で霧がかかる視界不良の中、前半終了直前にジェノアのモルテン・フレンドルップ選手の放ったループ気味のシュートに対し、のけぞりながら大きくジャンプすると、右手でボールをはじく好プレーを披露。鈴木選手のスーパーセーブで前半を0-0で折り返します。

しかし後半34分、ジェノアのアンドレア・ピナモンティ選手のシュートで先制点を奪われ、試合終了。鈴木選手は好セーブを見せるもチームは敗戦となりました。

それでも、鈴木選手のスーパーセーブの活躍に、現地メディアはチーム最高評価。「カルチョメルカート」ではチーム最高評価の「7.5」を獲得。「できるかぎりのことをして、80分間パルマを浮き立たせていた」と評価されました。

また、同じく現地メディアの「トゥットメルカートウェブ」でも「6.5」のチーム最高評価。「前半終了間際にはフレンドルップ選手の左足シュートを見事にセーブし、後半開始直後にもトースビーをセーブ」と絶賛されています。