2022年北京五輪で金メダルを獲得し、W杯で2度の総合優勝を達成した、スキージャンプの小林陵侑選手が3日、8年間所属した株式会社土屋ホームから独立し、「 TEAM ROY (チーム・ロイ)」の設立と、プロアスリートとして活動を始めることを発表しました。

「Roy」とは、海外での小林選手の愛称。「陵侑(Ryoyu)」の名前が呼びづらいことから、スキージャンプの本場・ヨーロッパでは、「Roy(ロイ)」の愛称で親しまれています。

＜以下本人コメント＞
公私ともに師匠としてお世話になった葛西監督とも話し合い、支えていただいたチームスタッフや会社とも話をして、さらに前に進むことを決めました。これからはアスリートとしての競技活動だけでなく、新しいキャリアもスタートさせたいと思い独立します。

フツーは引退してからがセカンドキャリアかもしれませんが、自分は金メダルを獲って間もない今だから、この年齢だから、やれる事があると思いました。アスリートはこうあるべきだとか、そういった事は気にせず、自分は自分らしく、面白いって思った事をやって、ぶっ飛んでいく。今まで以上に小林陵侑らしくありながら、次のオリンピックで2大会連続の金メダルを目指したいです。

それから大好きなスキージャンプがもっともっと色んな人に知ってもらえる様に、子供たちがこうなりたい！って思ってもらえる様に、現役の今だからこそ、どんどんスキージャンプを盛り上げていくような活動をしていきたいです。

何をするかは色々なことを考えてワクワクしていますが、今後も、YouTube や SNS を通じて発信していきます。

どうかこれからの僕の活動を温かく見守っていただけたら嬉しいです。