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小林陵侑 最終戦で“239mビッグジャンプ” 今季W杯は総合5位

2023年4月2日 20:06
小林陵侑 最終戦で“239mビッグジャンプ” 今季W杯は総合5位
小林陵侑選手(写真:ロイター/アフロ)
◇ノルディックスキーW杯 ジャンプ男子個人最終戦(2日、スロベニア・プラニツァ、K点=200m、ヒルサイズ=240m)

スキージャンプW杯男子個人最終戦に日本のエース・小林陵侑選手が出場。会心のビッグジャンプに笑顔でガッツポーズを見せました。

戦いの舞台は、200mを超える飛距離で争うフライングヒル。五輪で使用される、ノーマルヒルやラージヒルよりもさらに距離の出るジャンプ台です。

小林選手は、日本男子初のW杯総合優勝を成し遂げた2019年に、このジャンプ台で、ヒルレコードの252mをマークしています。

1回目は229.5mのジャンプを見せるも、10位と出遅れた小林選手。

それでも2回目には、これ以上飛ぶと危険とされるヒルサイズにあと1mと迫る、239mのビッグジャンプで大きくガッツポーズ。

ジャンプの美しさ、正確さ、着地姿勢などを評価する飛型点でも、5人中2人の審判員が20点満点、残りの3人も19.5点をつける高得点。持ち前の美しいジャンプに、集まったジャンプファンからも歓声が上がっていました。

小林選手は今大会で8位となり、今シーズンのW杯は総合5位、今シーズンは3勝を挙げ、3月26日には男子史上7人目となるW杯通算30勝目に到達しています。