Wメダルを観戦のひろゆき氏「雰囲気にのまれた」…“疑惑の判定”に現地から「篠原さんを思い出した」声も
開会式翌日の27日、パリオリンピックで日本勢初のメダリストが誕生し、柔道の角田夏実選手が金メダル第1号に輝きました。続く第2号の永山竜樹選手は"疑惑の判定"からの銅メダルを獲得。波乱含みだった柔道を現地で観戦した日本人ファンにインタビューしました。
■柔道でWメダルに歓喜も“疑惑の判定”に「ちょっとおかしい」
柔道女子48キロ級の角田夏実選手の金と柔道男子60キロ級の永山竜樹選手の銅、2つのメダル獲得に会場で応援した日本人ファンからは「角田選手がメダルを手にした後の涙に胸を打たれた」「すごくいいスタートをきって素晴らしい結果をだしてくれたので、このまま日本人魂を見せてほしい」といった喜びの声が聞かれました。
特に感動した場面について、日本から観戦にきた親子は永山竜樹選手の“疑惑の判定”からの銅メダルをあげました。
現地で観戦した親子・父(62)
「永山選手が敗者復活戦で勝ち上がって見事な銅メダルを取ってくれた。予選では(シドニー五輪決勝の誤審で銀メダルとなった)篠原信一さんのときの判定を思い出したが、次の試合でモチベーションを高めてメダルを取ったところに魂を感じた」
現地で観戦した親子・息子(27)
「私も柔道経験者ですが、あれはちょっとおかしいんじゃないかなと。『待て』といったらとめてほしかった。監督たちには今できるベストを発信し続けてほしい。過酷な状況を前向きにとらえてベストを尽くしてくれた永山選手の姿に感動した」
■“五輪はテレビ派”なひろゆき氏も現地で観戦
会場内には、「2ちゃんねる」開設者でフランス在住のひろゆき氏(西村博之氏)の姿も。普段は「オリンピックはテレビで見られればいい」と言っていたといいますが、“オリンピックお兄さん”の愛称で知られる滝島一統氏からの熱烈な誘いを受け、最前列で観戦を楽しんだといいます。
ひろゆき氏(47)
「会場の雰囲気にのまれました。あの場でしか感じられない勢いや熱気が面白かったです。本番でちゃんと実力を出し切るのは大変だと思うのですごいなと。おめでとうございます」
“オリンピックお兄さん”滝島一統氏
「全てに感謝。角田選手は試合に集中しすぎてカメラもっているのに一枚も撮れなかった。また歴史の証人になりました」