14日、全国高等学校野球選手権大会2回戦に登場した優勝候補の大阪桐蔭(大阪)は、19-0の大差で聖望学園(埼玉)に勝利しました。

25安打を放った打線の中で、長打で存在感を見せたのが3番キャッチャーの松尾汐恩選手(3年)。8回に低めのストレートをレフトスタンドへソロホームラン。9回には低めのチェンジアップをレフトスタンドに運び2ランホームラン。この2試合2HRで甲子園通算HR数を5本としました。

日本テレビ「Going! Sports&News」に出演した野球解説者の赤星憲広さんがコメント。

「まずは軸がぶれないので、自分のバッティングが崩されることがない。安定感のある選手だなと思う。守りはキャッチャーをやっていますけど、元々内野手でまだ1年ちょっとしかやっていない。それを考えると身体能力も非常に高いし、今後の伸びしろもすごくあるんじゃないかと思います。バッターのスタイルでいうと、山田哲人選手(ヤクルト)みたいなタイプになれるのではと思う」

プロ注目の松尾選手を擁する大阪桐蔭は16日に3回戦で二松学舎大付(東東京)と対戦します。