田中希実が1500m大会新Vに手応え「これまでの日本記録はいつでも走れる状態」 パリ五輪は1500mと5000mの2種目に照準
地元兵庫でのレース後、声援に手を振る田中希実選手
◇第72回兵庫リレーカーニバル(21日、ユニバー記念競技場)
グランプリ女子1500mに出場した田中希実選手が、大会新記録となる4分7秒49で4連覇を達成。レース後には手応えを口にしました。
日本記録の3分59秒19の記録を持つ田中選手は、残り2周を切ると先頭へ。雨も降りしきるコンディションの中で、前日本記録である小林祐梨子さんの4分07秒86を超える好タイム。地元の兵庫でのレースを終えると、スタンドに笑顔で手を振りました。
田中選手は「これまでの日本記録はいつでも走れる状態っていうのが作れたというのがあるので、自分の中で地力が上がった」とレースの内容にうなずきます。「どうしても世界と比べてしまったらネガティブになってしまうんですけれど、過去の自分と比べたときにはすごくポジティブなことが起きているんじゃないかなと思います」と手応えを口にしました。
今後はすぐに海外遠征の予定。アメリカやカタールでレースに出場し、その後はケニア合宿にも行くと話します。「自分の地力をより上げた状態で日本選手権(6月)を迎えて、そこでパリ五輪の権利を勝ち取る」とパリ五輪までの道を語りました。
東京五輪では1500mで史上初の8位入賞。去年の世界選手権では5000mで日本記録を約15秒更新するなど、8位入賞に輝きました。1500mと5000mの2種目でパリ五輪の照準を定める日本女子中長距離のエースは、「両種目とも世界のレベルが上がっていますが、まずは2種目で決勝に残る。決勝に残りさえすれば、私は自信を持って楽しんで走ることができるので、2種目の入賞も見えてくる」と戦いを見据えました。
グランプリ女子1500mに出場した田中希実選手が、大会新記録となる4分7秒49で4連覇を達成。レース後には手応えを口にしました。
日本記録の3分59秒19の記録を持つ田中選手は、残り2周を切ると先頭へ。雨も降りしきるコンディションの中で、前日本記録である小林祐梨子さんの4分07秒86を超える好タイム。地元の兵庫でのレースを終えると、スタンドに笑顔で手を振りました。
田中選手は「これまでの日本記録はいつでも走れる状態っていうのが作れたというのがあるので、自分の中で地力が上がった」とレースの内容にうなずきます。「どうしても世界と比べてしまったらネガティブになってしまうんですけれど、過去の自分と比べたときにはすごくポジティブなことが起きているんじゃないかなと思います」と手応えを口にしました。
今後はすぐに海外遠征の予定。アメリカやカタールでレースに出場し、その後はケニア合宿にも行くと話します。「自分の地力をより上げた状態で日本選手権(6月)を迎えて、そこでパリ五輪の権利を勝ち取る」とパリ五輪までの道を語りました。
東京五輪では1500mで史上初の8位入賞。去年の世界選手権では5000mで日本記録を約15秒更新するなど、8位入賞に輝きました。1500mと5000mの2種目でパリ五輪の照準を定める日本女子中長距離のエースは、「両種目とも世界のレベルが上がっていますが、まずは2種目で決勝に残る。決勝に残りさえすれば、私は自信を持って楽しんで走ることができるので、2種目の入賞も見えてくる」と戦いを見据えました。