◇プロ野球セ・リーグ DeNA6ｰ0ヤクルト(16日、横浜スタジアム)

開幕から全試合に出場しているDeNAのキャプテン・佐野恵太選手が3安打2打点の活躍を見せ、チームは本拠地初勝利を飾りました。

新型コロナウイルスの感染者が相次いだ影響で、戦力が整わない状況が続くDeNA。佐野選手は分散練習が行われた9日、「開幕から3万人を超えるファンの方が来ているので横浜スタジアムで勝利の瞬間を(早く)分かち合えるようにしたい」と話していました。

この試合、ソト選手と宮崎敏郎選手のホームランで4点をリードすると、6回には2アウトから連打で1、2塁とチャンスを広げます。

ここで打席には佐野選手が入ります。ヤクルト3番手・大西広樹投手の2球目、アウトコースの変化球を捉えると打球は左中間を破る2点タイムリーツーベースに、点差を6に広げました。

このまま逃げ切ったチームは今シーズン本拠地初勝利。タイムリーについて佐野選手は、「(宮本)秀明と(関根)大気がつないでくれたので、その2人を返すことができてよかったです」とコメント。

さらに、「チームが勝てる一打を打ち続けられるように頑張っていきたい」と本拠地初勝利を見守ったファンに活躍を誓いました。

このヒットにSNSでファンは「安心と信頼の安定感」「さすが我らのキャプテン」などの声が上がりました。