侍ジャパンの栗山英樹監督が、25日と26日の2日連続で行われるソフトバンクとの練習試合に向けて、インタビューに応じました。

栗山監督はここまでのキャンプを振り返って「連日遅くまでやっている人もいて。なんとか（試合に出たい）っていう思いがすごく伝わってくる。休みの日にやったからいいとか悪いとかそういうことではなくて、普段の練習の姿とかを見せてもらって、みんながそういうふうに必死になってくれるのはすごく大きいので。楽しみにしています」と、期待をにじませました。

25日の試合のテーマは、本番を想定した采配よりも、選手の状態の確認。「（選手の現在の状態と）僕が思っているイメージとのギャップの埋め方、確認含め自分が気になっているところを、自分の中に落とし込む感じですね」とコメントしています。

「こういうケースが本番であるだろうなという時は特別にサイン出すかもしれないけど、基本的にはちょっと流れとかが（本番と）違うので」と、あくまで「練習試合」としての位置づけを強調しました。そのため、明日以降の打順にも、本番を想定するような「大きな意図はない」とのこと。「2日間とにかくシンプルに、結果的に見たいという思いがあるので。2試合でバランス良く、早めに代える人は打順上げるだけなので」としています。

選手に対しては「とにかく普段通りやりましょう」と声をかけます。「そう言ったって力も入るし、いろんなことを思って選手それぞれの立場でやると思うんだけども、とにかくこっちはその選手のいいものを出してくださいと。それを上手く組み合わさせてもらって、とにかくみんなに喜んでもらえるようにこちらは努力するだけなので。勝つのは選手なので」と語りました。

25日の試合は13時半から、26日の試合は14時から、どちらもひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われます。