◇プロ野球セ・リーグ　中日2‐0阪神（13日、京セラドーム大阪）

中日・小笠原慎之介投手が7回119球11奪三振の好投で今季6勝目を挙げました。

先発のマウンドに上がった小笠原投手は、3回までに4つの三振を奪う見事な立ち上がりをみせます。4回、ロハス・ジュニア選手にツーベースヒットを打たれるなど、ノーアウトランナー2塁、3塁のピンチを迎えます。しかし、ここでギアを上げた小笠原投手はナックルカーブを武器に、4番・佐藤輝明選手、5番・陽川尚将選手、6番・山本泰寛選手を三者連続三振に打ち取り、このピンチを切り抜けました。

5回以降も140キロ代後半のストレートと変化球を巧みに操り、阪神打線に的を絞らせませんでした。

▽以下、小笠原投手のヒーローインタビュー

――6勝目、おめでとうございます。

今日の感想はいかがですか？
「阪神タイガースさんの先発も素晴らしいピッチャーだったので、先に取られた方が負けだと思って、必死に初回から投げてました」

――4回にはピンチで三者連続三振。あのあたりはどうでしたか？
「まさか取れるとは思ってなかったんですけど、三振三つ取らないと点入ってしまうというケースで三つ取れてよかったかなと思います」

――150キロも出ていましたけど、調子はいかがでしたか？
「悪くはないと思います。まだばらつきがあるのでそこは修正していきたいなと思っています」

――勝負球でカーブを投げていてキレキレだなと思ったんですが？
「今日はよかったんですけど、また来週ダメになってるかもしれないので、しっかり練習でレベルアップしていきたいと思います」

――今日は7回無失点。これで24イニング連続無失点ということになりますが、この調子はどのように捉えていますか？
「早め早めに勝負ができているかなと思っています」

――次回に向けて抱負をお願いします。
「残り少ないですけど全力で左腕をならしたいと思います。また応援よろしくお願いします」