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「ハンコの厚みが…」新庄監督“秘策”失敗 稲葉GMが1巡目に東洋大・細野晴希の交渉権獲得

2023年10月26日 18:30
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

ドラフト会議1位指名で抽選の末、東洋大学の細野晴希投手の交渉権を獲得した日本ハム新庄剛志監督は抽選での“秘策”を明かしました。

新庄監督は「疲れましたよ。きのうから集中して集中して。きょうのポイントは右手を入れてハンコを押したところの厚みが0.02ミリ厚いと思って、右手でこう2個触って、左(の紙)が厚かったんですよ。これは来た!と、よっしゃー!と思って、胸にあの札をのせて。阿部君(阿部慎之助巨人監督)が喜ばなかったら僕の勝利と思って(横を見たら)めちゃくちゃ隣で喜んでいたので、そこからもう膝から崩れ落ちそうになりました」と振り返りました。

さらに、「これまでに、引いたくじを開かなかった監督はいなかったように思うが、それだけ確信があったのか」と尋ねられると、「僕のストーリーで決めていたんですよ。でも稲葉(篤紀)GMが引いてくれたんで。素晴らしい左ピッチャーなんで、期待したいと思います」と話しました。

交渉権を獲得した細野投手については、「ちょっとコントロールがよい投手ではないが、ボールのキレ、勢いはもしかしたらこのドラフトの中で一番じゃないかと。コントロールを直すテクニックはこっちで備えてあるので」とエールを送りました。
最終更新日:2023年10月26日 18:30