バスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズが3日、2024年の初練習を行いました。

この日の練習には昨年のW杯日本代表でチームのエースでもある、河村勇輝選手やフィリピン代表で昨年12月末に期限付き移籍で加入したカイ・ソット選手、石川県出身のキャプテン・森井健太選手ら全員が参加しました。

シューティングの練習では選手は時折笑顔も見られましたが、対人練習になると、普段の試合で見せるような真剣な表情で声を掛け合う姿も見られました。

昨年の12月末に加入したばかりのカイ・ソット選手はゴール下で力強いダンクを連発。リングが壊れてしまいそうな威力に、チームメートらもジェスチャーなどでたたえ、盛り上がりを見せていました。

また河村選手はチームでの全体練習の後に、利き手とは逆の左手1本でのフローターシュートを練習していました。

試合では右手でのフローターシュートで得点を重ねる河村選手ですが、この左手での練習についてたずねると、「場面があれば使いたいなと思いますし、試合でできることは練習で準備したことしかできないと思っているので、そのタイミングがきたときに思いっきり迷いなくシュートが打てるように練習しています」と話しました。

横浜は現在11勝15敗。昨年のベスト4を超える優勝を目指すなか、巻き返しの2024年が始まります。

2024年最初の試合は6日、富山との試合が予定されています。