◇バスケットボールBリーグ　三遠94-93横浜BC(8日、豊橋市総合体育館)

B1・横浜BCの河村勇輝選手が、三遠戦で両チーム最多35得点の活躍を見せました。

現在リーグトップの1試合平均24.0得点を記録している河村選手。前回の試合でも34得点と波に乗っています。この日の試合でも前半だけで11得点を奪うと、第3Qには6本中4本のシュートを決めるなど前半で挙げた得点に並ぶ11得点を奪い22得点の活躍。

8点を追いかける第4Q残り3分19秒には“ディープスリー”を決めると、直後のディフェンスでは相手からスティールでボールを奪い、自ら持ち込みドライブシュート。ファウルももらい、フリースローでもう1点を追加します。

さらに、2点を追いかける残り2分11秒、今度はゴール下でパスを受けた河村選手。ディフェンス2人を引きつけ、最後はペイントエリアのデビン・オリバー選手にパス。同点シュートをアシストし、試合は延長戦に突入します。

延長でも一進一退の攻防となり、1点を追いかける横浜BCは試合残り15秒、河村選手が巧みなドリブルで1対1をしかけ、相手とのスペースを作りミドルシュート。これが決まり1点のリードを奪います。

このまま守り切りたい横浜BCでしたが、三遠も残り4秒、ゴール下でポジションを取ったヤンテ・メイテン選手がシュートを沈めすぐに逆転。最後は河村選手が逆転の“ディープスリー”を狙いますがリングに嫌われ試合終了。惜しくも1点差で敗れました。

河村選手は両チーム最多35得点6アシストの活躍で2試合連続30点超え。この活躍に、三遠・大野篤史HCは「河村くん、すごかったです」と試合後のインタビューで賛辞を贈りました。