◇バスケットボールBリーグ 横浜BC89-66琉球(21日、横浜国際プール)

開幕から2連敗中の横浜BCは、昨季王者の琉球と対戦。横浜が終始リードする展開で、ホーム開幕戦を勝利で収めました。

日本代表でも活躍した河村勇輝選手は、今季開幕戦でチームトップの18得点を挙げると、第2戦から3試合連続で30得点以上をマーク。第4戦の群馬戦では40得点を挙げるなど、異次元の活躍を見せています。

この日は、第1Qから果敢にゴール下へ攻め込むも前半は3得点。7本のシュートを放ち成功は3ポイントの1本とシュートタッチに苦しみます。

それでも、チームはキング開選手と須藤昂矢選手のシュートが好調で、第2Qにそれぞれ7得点を挙げるなど前半を42-30と大きくリードします。

後半になると河村選手も本来の姿を取り戻し、第3Q開始直後に3ポイントシュートを沈めると、フェイクパスを入れながら自らシュートを決めにいくなど第3Qだけで10得点。

チームも会場のボルテージが上がるにつれてプレーの勢いも増していき、大量リードを奪い89-66で勝利。連敗を止め今季成績を3勝2敗としました。

河村選手はこの日はチーム2位の17得点。ジェロード・ユトフ選手がチームトップの19得点を挙げるなど、チーム全体で5選手が二桁得点を挙げました。

試合後、河村選手は「ホーム開幕戦ということで本当にたくさんの方に会場にお越しいただき本当にありがとうございます。昨年優勝した琉球さん相手に本当に苦しい時間がたくさんあったのですが、みなさんの応援で乗り切り勝つことができました」とファンに感謝の気持ちを伝えました。